インプラント治療・入れ歯|茨木の歯医者 岡田歯科

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インプラント治療・入れ歯

Implant

インプラント治療とは

インプラント治療とは

歯が失われた部分の顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、それを支えとして人工の歯を固定して、噛み合わせを回復させる治療法です。
従来は歯を失ってしまった場合、入れ歯やブリッジなどで抜けたところを補ってきましたが、硬いものがうまく噛めない・発音しづらい・外れやすいなど、さまざまな問題が生じていました。
インプラント治療は、固定性のためガタつきがなく、しっかりと噛め、歯を支える骨にしっかりと刺激が伝わるため歯肉が痩せることがありません。また、見た目の審美性にも優れています。
埋入後もケア・定期検診を行なえば、半永久的にご使用いただけます。

インプラントの素材

インプラントの素材

インプラントの歴史は古く、紀元前から始まっていたと言われています。当時は、貝殻・サファイア・鉄・ステンレス、アルミニウムなど多様な素材が使われ、どれも良好な結果が得られずに淘汰されていきました。
しかし、1965年にスウェーデンの学者で応用生体工学研究所所長のペル・イングヴァール・ブローネマルク教授(1929~2014)が開発したチタン製のインプラントが、驚くべき成果をあげました。
最初に治療を受けた患者さまは、亡くなるまでの40年以上、最期までインプラントが機能し、後遺症もなかったと報告されています。これはチタンが骨と結合するという特質をもっていたからです。
チタンは生体親和性が非常に高く、人体へ入れる人工関節、人工心臓、ボルトなどの素材としても広く使用されており、純チタンでアレルギーを起こすことは、ほとんどありません(当院はスクリュー型の純チタンを使用しています)。
当院では、この安全で予知性の高い「ブローネマルクシステム」を採用しています。

インプラント治療について

インプラントの素材

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジと比べ、さまざまな利点があることで注目されており、当院でもインプラントの症例数や埋入本数は年々増えています。
当院では、診療室とは別に手術室を完備し、徹底した衛生管理のもと、熟練した技術をもって対応させていただいています。
患者さまに安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

インプラント治療の
メリット・デメリット

メリット

自分の歯のようにしっかり噛める

インプラント体と顎骨が結合して歯根の役割を果たすため、天然歯のように安定した噛み心地を得られます。硬い物や歯ごたえのある食べ物も、しっかりと噛むことができるので、歯を失う前と同様にお食事を楽しめます。

健康な歯を削る必要がない

歯を失った部分にインプラント体を埋め込むため、ブリッジや入れ歯のようにほかの歯を削ったり抜いたりする処置が必要ありません。歯の健康を維持することは、将来的に体の健康にも大きく影響します。

周りの歯と調和した見た目に仕上がる

インプラントの人工歯部分はセラミックやジルコニアといった審美性に優れた素材から、患者さまのご希望に合わせて選択します。金属の素材を使用せず、周りの歯と色調を合わせた自然で美しい見た目に仕上げられます。

デメリット

自費診療のため費用が高額になる

インプラント治療は自費診療のため、健康保険が適用されず全額自己負担となります。費用設定は歯科医院によって異なります。ほとんどの場合は医療費控除の対象となるため、詳細は担当医師やスタッフにご確認ください。

外科手術をともなうため体への負担が大きい

歯肉を切開し、顎の骨にインプラント体を埋入する外科手術が必要になります。糖尿病などの全身疾患のある方には、手術自体が難しい場合もあります。その際は医科のかかりつけ医と相談しながら対応していきます。

定期的なメンテナンスが必要

日々の歯磨きや適切なケアが不充分だと、インプラントが脱落するおそれがあります。インプラント治療後は歯周病に似た炎症を起こしやすい状態になっており、定期検診でお口の中を確認することが大切です。

ほかの治療との違い

歯を失ってしまった際の治療法はいくつかあります。
それぞれの治療法のメリットとデメリットをご紹介しますので、比較したうえで、
ご自身に合った治療法をお選びください。

治療法 インプラント
インプラント
ブリッジ
ブリッジ
部分入れ歯
部分入れ歯
総入れ歯
総入れ歯
対応可能な本数1本~すべて1~2本1~数本すべて
歯・顎への影響機能回復できる
骨の吸収を防ぐ
両側の健康な歯を削る必要があり、支える歯への負担大留め金部分を削る場合があり、支える歯への負担大顎骨の吸収が進み、痩せていく
審美性天然歯に近い美しさ保険適用外材料の選択により、天然歯に近い美しさ針金の留め具が見える部分もあるガタつきやすい
お手入れ通常の歯磨き
定期検診
歯間ブラシや
フロスを併用した歯磨き
義歯洗浄
支える歯や
口腔粘膜の清掃
義歯洗浄
口腔粘膜の清掃
治療期間顎骨の状態によるが3ヵ月~1年程度、治療後も要メンテナンス周囲の歯の状態によるが
1~3ヵ月前後
装着後も要調整
1ヵ月前後で作製
装着後も要調整
費用保険適用外健康保険適用
(材料によっては保険適用外)
欠点外科手術が必要
費用が高額
支えている健康な歯を失うおそれあり違和感がある
支えている健康な歯を失うおそれあり
噛む力の低下
ガタつきやすい
骨が痩せる

インプラント治療の流れ

一般的なインプラント治療の流れをご紹介します。
治療の際は、患者さま一人ひとりに丁寧に説明いたしますので、ご不明な点などがございましたらお気軽にお尋ねください。
ご安心いただけるよう、スタッフ一同親身に対応させていただきます。

診査・診断・治療計画
Step 01

診査・診断・治療計画

問題点を把握するために、お口の状況をレントゲン写真や検査などでチェックします。

お見積もり
Step 02

お見積もり

患者さま一人ひとりに合ったプランを提案いたします。

精密検査
Step 03

精密検査

手術に備えて全身状態を把握するため、血液検査・CT撮影を受けていただきます。


前処置
Step 04

前処置

手術後の治癒期間中に使用する入れ歯や仮歯を作製し、歯石除去や薬液によるブラッシングで口腔内の雑菌を少なくします。
※骨の量が極めて少ない方には骨再生・造成の手術が必要になる場合があります。

手術開始
Step 05

手術開始

滅菌した布で口元以外の顔を覆い、血圧計・心電図・血中酸素濃度を測定しながら手術を開始します。
埋入本数が多いケースや恐怖心の強い患者さまには、専門の麻酔科ドクターの立ち会いのもと「静脈内鎮静法」(点滴でお薬を投与することにより術中の恐怖心などが軽減されます)を行ないます。全身麻酔とは異なりますので、入院の必要はありません。歯肉を切開し、歯の根の代わりになる純チタン製のインプラントを顎骨の中に埋め込みます。

2回法の場合

1次手術
Step 06

1次手術

インプラントを完全に埋め込んだ形で歯肉を縫合します。
7~10日後に抜糸を行ない、仮の歯を使用しながら、顎の骨とインプラントが結合するのを待ちます。通常、上顎で3~6ヵ月、下顎で2~3ヵ月程度です。

2次手術
Step 07

2次手術

インプラントに人工歯(被せ物)を支えるアバットメントとよばれる支台を接続するための手術を行ないます。

1回法の場合

1次手術
Step 06

1回の手術のみ

インプラントにヒーリングアバットメント(仮の蓋)を取り付け、頭の部分を歯肉の上に露出しておきます。
骨などの状態によっては、手術当日にインプラント固定式の仮歯を入れることも可能です。

※骨密度や骨量など、いつくかの条件を満たしていない場合は行なえない場合があります。

人工歯の作製・装着
Step 08

人工歯の作製・装着

最終的に使用する人工歯(被せ物)のための型取りを行ないます。 最終的な人工歯を作る前に、まずは仮の歯を装着して噛み合わせや装着感・清掃性などを確認しながら調整し、問題がない場合、最終的な人工歯を装着します。

メンテナンス
Step 09

メンテナンス

噛み合わせは生活習慣などによって変わっていくため治療終了後、放置しておくとインプラントが破折してしまう可能性があります。また、適切なホームケアはインプラントを長持ちさせるだけでなく、ほかの歯の健康維持にもつながります。
定期的なチェックと調整は不可欠で、治療終了後もお付き合いをお願いしています。
他府県へ引っ越しされる方には、インプラント治療を行なっている信頼のおける医院をご紹介します。治療後のフォローもご安心ください。

ガイデットサージェリー

ガイデットサージェリー

ガイデットサージェリー
の利点

ガイデットサージェリーとは、コンピュータソフトを使用して、 従来の手術計画よりも正確にシミュレーションを行なうことができる、画期的なインプラント手術システムです。
従来はインプラント手術時に切開していましたが、このガイデットサージェリーを活用することで切開手術を行なわずにインプラント治療を施せるようになりました。

また、手術を行なう前に骨の中まで精密に映し出された3D画像を使って、コンピューターで手術の全工程をシミュレーションできます。そのため、起こりうるリスクを予想したり対処法を用意したり、手術後に装着する義歯を前もって作製することが可能です。

これにより、手術時間が1時間程度と飛躍的に短縮され、手術した日に新しい義歯で噛むことができたり、治療のための通院回数が格段に減ります。

治療期間

短い治療期間と手術時間で完了する。

体の負担

切開手術を行なわないため痛みや腫れが少なく、治癒が早い。

噛めるまで

手術当日に新しい義歯を付けることができる。

治療計画

手術用テンプレートを使用するため、計画通りに治療ができる。
リスクが事前にわかる。

メリット

治療の行程が少ないため、ミスや炎症などのリスクが格段に減る。
手術した当日に新しい義歯で噛むことができる。
通院回数と手術時間が少ないため、患者さまの負担が軽減する。

ノーベルガイド使用による
ガイデットサージェリー
での
手術の流れ

口内の型を採る
Step 01

口内の型を採る

最終的な歯の位置と形を示したラジオグラフィックガイドを作製するために、型取りをします。

ラジオグラフィックガイドの作製・CTスキャン撮影
Step 02

ラジオグラフィックガイドの作製・
CTスキャン撮影

採取した型をもとに、ラジオグラフィックガイドを作製。これを口内にはめて、CTスキャン撮影をします。

3D画像解析・手術のシミュレーション
Step 03

3D画像解析・手術のシミュレーション

CTスキャンデータをもとに、神経や歯根の位置を確認しながら、インプラント手術のシミュレーションをします。使用するインプラントや、埋入の位置・角度などを考慮した精密な手術計画を立てます。
決定した手術の計画情報はインターネットを通じてプロセラセンターに送られます。

手術用テンプレート(サージカルガイド)作製
Step 04

手術用テンプレート(サージカルガイド)
作製

シミュレーションどおりに手術を実行するための手術用テンプレート(サージカルガイド)が、プロセラセンターにて作製されます。

仮歯の作製
Step 05

仮歯の作製

サージカルガイドと元の口の型を組み合わせて、義歯(仮歯または最終上部構造)を作製します。

手術(ガイデッドサージェリー)
Step 06

手術(ガイデッドサージェリー)

必要な全てのパーツがそろったうえで、実際の手術を行ないます。
微妙な角度まで全てサージカルガイドが補助するため、予定よりズレたり、角度が変わってしまうこともありません。
また歯科医師の手がぶれるなどのミスも防ぐことができます。
ほとんどの場合1時間程度で手術が完了します。
歯肉を切開・剥離して骨を確認する必要がないので出血や傷も最小限ですみ、術後の腫れが少なく、患部が早く治癒します。

【手術の流れ】
①サージカルガイドの装着:手術のためのガイドを歯型にぴったりはめます
②歯肉パンチ:インプラント埋入のための穴をハンコを押すようにして開ける
③インプラント埋入:インプラントを埋入します

仮歯の装着
Step 07

仮歯の装着

手術行程が終わったら、前もって作製しておいた仮歯を装着します。
その日に食事することも可能です。

義歯(最終補綴物)の装着
Step 08

義歯(最終補綴物)の装着

仮歯の装着後、噛み合わせなどの様子を見て最終補綴物を装着します。

治療後のメンテナンス

治療後のメンテナンス

治療後はご自宅のケアにくわえ、歯科医院での定期検診でお口の状態を確認することでインプラントをより長く使用できます。インプラントを埋入した部分は歯周病に似た症状の「インプラント周囲炎」になりやすく、放置すると脱落につながります。日々の歯磨き・デンタルフロスなどでケアし、医院で噛み合わせや口腔状態をチェックして快適にインプラントを使いましょう。

よくある質問

Qほかの医院でインプラントは無理だと言われました…

A骨の再生治療や移植などは、高度な技術・設備が必要になり、どこの医院でも行なえる体制を整えているわけではありません。岡田歯科では、骨の再生治療なども含め難易度が高い症例も99%の確率でお受けいたします。まずは一度、ご相談だけでもご来院いただけましたら患者さまのお口の状態を拝見し、治療法などを詳しくご説明いたします。

Qインプラントはどのくらいもちますか?

Aブローネマルク教授によって、最初に治療を受けた患者さんは、亡くなるまでの40年以上、最期までインプラントが完璧に機能し、後遺症もなかったと報告されています。
しかし、ご自身の歯と同様、長持ちさせるには定期的なメンテナンスや、日々の歯磨きをしっかりとしていただくことが重要です。

Qインプラントを骨に埋め込むことで悪影響はありませんか?

Aインプラント本体に使用されるチタンは生体親和性が非常に高く、人体へ入れる人工関節・人工心臓、ボルトなどの素材としても広く使用されています。それほど心配はないですが、金属アレルギーが心配な方は事前に皮膚科でアレルギーテストをすると、より安心できるかと思います。

Q治療期間はどのくらいですか?

Aスタンダードな2回法の手術では、上顎で約6ヵ月、下顎で3ヵ月程度です。
歯肉や骨、健康状態などのいくつかの条件が整っている方は、インプラント埋入手術当日に仮歯を入れる「イミディエイト・ローディング(即時負荷)」という術式で、治療期間の大幅な短縮が可能です。詳しくは医師にご相談ください。

Q手術の後は、いつから噛めるようになりますか?

Aしばらく入れ歯の使用を控えていただく場合もありますが、できるだけ早く仮歯を入れてすぐに噛める状態にしていきます。手術当日に歯を入れて帰っていただくことも可能です。

Qインプラント義歯は健康保険が適用されますか?

Aインプラントには適用できません。健康保険と同等の歯を安く入れることは可能ですので、担当の医師にご相談ください。

Qインプラント治療が受けられないのはどのような場合ですか?

A顎骨の成長が終わったおおむね17歳以上でしたら、ほとんどの方が受けられます。しかし、金属アレルギーのある方や、妊娠中の方、歯周病、骨量不足・骨粗鬆症の方、糖尿病・高血圧などの疾患がある方は、状態によっては治療を受けられない場合もあります。

Q歯と歯の間隔が狭いのですがインプラント治療は難しいですか?

A先に矯正治療を行なってスペースを作ってから、インプラント治療を実施することも可能です。当院では矯正治療も行なっておりますので、噛み合わせなどを総合的に判断したうえで患者さまにとって最良の治療をご提案します。

Qインプラント治療のメリットは何ですか?

A入れ歯のように取り外しの必要がなく、自分の歯のようにしっかりと物を噛むことができます。また、粘膜を覆わないので、食べ物が変わらずおいしく感じられます。歯のない部分だけにインプラントを埋入するので、ブリッジ治療のように隣の天然歯を治療する必要がありません。残っているご自身の歯を守ることにもつながります。

Qインプラント治療のデメリットはありますか?

A近年、インプラント治療はさまざまな医院で実施されるようになりました。しかし、外科手術をともなう治療なので、医院の設備や医師の経験などを比較して、慎重に医院を選択する必要があります。
また、治療期間がほかの歯科治療より比較的長期になる、保険適用外なので費用が高額なるといった点が挙げられます。

Q手術中や手術後の痛みはありますか?

A手術中は局所麻酔をしますので、痛みはほとんど感じません。 また、麻酔医の管理のもと静脈内鎮静法を行なうことにより、まったく苦痛を感じずウトウトしているうちに手術が完了します。
手術後の痛みに関しては個人差がありますが、痛み止めを飲めば治まる程度がほとんどです。また、手術後は歯間の腫れや、アザのようなものが現れることもありますが、一週間ほどで自然と元に戻ります。

Q手術当日の所要時間は? 入院は必要ですか?

A手術の所要時間は、行なう手術内容によって異なりますが、平均的な時間は手術前・手術後のケアを含めての2時間~4時間程度で、入院の必要はありません。
インプラント手術後は、アルコールや喫煙、長時間の入浴・過激な運動を控えていただくなど、いつくかの注意事項はありますが、それ以外は通常通りの生活をしていただいて問題ありません。

Q手術後の食事はどうしたらよいですか?

A欠損部位が少なければ、香辛料など刺激が強いものや、極端に熱いもの・冷たいものを避ければ、普段と変わりないお食事で問題ありません。
複数のインプラントを埋めた場合、埋め込んだインプラントに、食べ物や義歯によって力が加わることをできるだけ避けなくてはいけません。2~3日は噛まなくても済む、流動食に近い物を食べてください。

Qインプラントの失敗とは、どのようなケースですか?

A埋入したインプラントが予定期間経過しても骨と結合しないことが100分の3前後の確率で発生します。また、歯が仕上がってから1年以内に、機能できないほど動揺することも100分の2前後あります。いずれの場合も再手術をすることで、きっちりとインプラントを定着させることが可能です。
患者さまに喜んでいただけるよう誠心誠意治療に当たりますので、不安なことや気になることなど、お気軽にご相談ください。

Qインプラントの再手術は骨などに影響はありませんか?

Aインプラントが抜けた場合、取り除いて再度新しいインプラントを埋入します。再度骨が新生していくため、骨に負担がかかることはありません。逆に抜けそうなインプラントをそのままにしておくことで、感染源となり骨を溶かしてしまう原因になります。

Q歯の手入れをしないとインプラントはどうなりますか?

A天然の歯で歯槽膿漏になってしまうような状態でも、インプラント部は骨の結合に問題ない場合が多くあります。しかし、人工歯部分の手入れは自分の歯と同じように、毎日磨く必要があります。

Qインプラントの費用はいくらですか?

Aインプラント埋入本数、使用する素材、手術の難易度などによって異なり、1本あたりの治療費総額の目安は40万~60万円程度です。
※インプラント治療総額には、インプラント本体費用のほか、CTなどの検査費用・手術費用・仮歯・上部構造(人工歯)、場合により骨造成や骨移植治療費など、さまざまな費用が含まれます。

Qインプラントは医療費控除の対象になりますか?

Aインプラントにかかった治療費は医療費控除の対象になります。
※医療費控除とは、自分とその生計をひとつにする親族の年間医療費が10万円(所得合計が200万円までの方は所得合計額の5%)を超えた場合、確定申告時に治療費の領収書を提出することで、税金の還付を受けることができる制度です。

入れ歯の治療

入れ歯の治療

人工歯を用いた取り外し可能な装置です。保険診療でも作製できる・手術が不要、取り外して清掃できる、治療期間が短くすむ特徴があります。保険の入れ歯では、インプラントほど機能性や審美性を回復できず、違和感があったり口元が目立つことがあります。

自費と保険の入れ歯の違い

自費と保険の入れ歯は使用する材料の違いにあります。保険の入れ歯は床(しょう)はプラスチックの樹脂、歯にかけるクラスプ(留め金)は金属のものを使用します。厚みが出て装着した際の違和感や、口をあけたときにクラスプの金属が目立ちます。一方、自費の入れ歯は材料には自由度があり、厚みを薄くしたり目立ちにくくさせたりと患者さまのニーズに合わせて作製できます。

●リスク・副作用

○インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用

・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不充分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。

○骨造成にともなう一般的なリスク・副作用

・機能性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・外科手術が必要となります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・治療後、骨がしっかりと作られるまで3~6ヵ月の治癒期間が必要です。
・歯周病の方、心疾患や骨粗鬆症など内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないことがあります。
・口腔内の衛生状態の悪い方、顎骨が足りない方、免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病発生リスクの高いとされる糖尿病の方、喫煙する方は、すぐに治療できないことがあります。
・日常的に服薬しているお薬などが治療に影響することがあります。
・サイナスリフト・ソケットリフトの処置にあたり、上顎洞膜が破れる可能性があります。その場合、手術後に抗生剤を服用して感染を予防し、膜が自然に治癒するまで待ちます。
・体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨とが結合しない場合があります。この場合、原因を取り除き、ご希望があれば再治療を行ないます。
・骨の成長途中であるお子さま(おおよそ18歳未満の方)、妊娠中の方は治療が受けられません。

○麻酔薬の使用にともなう一般的なリスク・副作用

・歯肉に塗布する表面麻酔や、一般的な歯科治療で歯肉に注入する浸潤麻酔は保険診療となります。インプラント治療などの自費診療(保険適用外)で静脈内鎮静法を行なう場合は自費診療となり、保険診療よりも高額になります。保険診療となった場合も、高額になることがあります。これらの麻酔法を保険診療で行なうには治療内容など条件がありますので、詳細は歯科医師にご確認ください。
・表面麻酔薬の使用により、じんましんやむくみなどを発症することがあります。
・浸潤麻酔の使用により、アドレナリンの影響で血圧上昇や動悸などを発症することがあります。高血圧症や心臓疾患のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
・静脈内鎮静法の実施により、薬剤による影響や全身疾患との関連から重篤な副作用を引き起こすことがあります。持病のある方は注意が必要なので、事前にお申し出ください。
・そのほか、麻酔薬の影響ではなく緊張状態や麻酔注射時の疼痛により起こる脳貧血により、悪心、吐き気、手足の震え・痺れが起こることがあります。
・麻酔効果が切れるまで口の中の粘膜や唇の感覚が麻痺しているため、唇を噛んだりやけどなどをしないよう、食事は避けてください。
・アルコールにより血流が良くなり、出血・腫れ・痛みが増してしまうことがあるため、飲酒は避けてください。

○サージカルガイド/ガイデッドサージェリーを用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・サージカルテンプレート(手術用テンプレート)を作製することで、インプラントの埋入位置・方向・角度・深度の精度と正確性を向上させられます。
・低侵襲での治療が可能ですが、術後に腫れや痛みが現れることがあります。

○入れ歯の作製・使用にともなう一般的なリスク・副作用

・内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・入れ歯を固定するため、患者さまの同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
・使用直後は、口腔内になじむまで時間がかかることがあります。
・事前に根管治療(神経の処置)や土台(コア)の処置が必要となることがあります。
・入れ歯を装着していない時間が長いと、残存歯の傾きや損失、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収などが起こることがあります。
・咬合が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、入れ歯の調整・修理が必要になることがあります。
・金属を使用する入れ歯では、金属アレルギーを発症することがあります。
・使用方法などにより、破損することがあります。
・定期的な検診・メンテナンスが必要です。